― とある日の酒場 ―『そういえばね、父さん』『僕この間たまたま焚き火をけしかけちゃってさ。』『慌てて薪をくべようと思って手を伸ばしたらさ…』『手の平から、炎が出たんだ!』『ねえ、すごくない?僕、一応魔法の素養あったんだね』『もう少し、自分で練習したら、父さんにも教えてほしいな』『仲間のみんなにも自慢したいから、』『これは、父さんと僕の秘密にしてね?』