[行かないで>>111という言葉に、視線が揺れる。] ぃ……かな……ぃ。 い……かな……きゃ。[正気に戻りそうになり、けれどもまた、引き戻される様に思考がおかしくなり。頭を抱えて、座り込む。] ……いか、ないっ。[って、深瀬さんの方に手を伸ばしたけれど。濃い霧に攫われる様に、私は、姿を消した。]