(蓋をしていた穴から薄い匂いが漏れ出ても さらに蓋をして気が付かないふり。 なにもかもを唯、貴方のために、貴方の分までもと その衝動に動かされて息をすることが どこかずれていることだなんてきっと分かっていた。 それでもこの手を離したくない。)