[深瀬さんの言葉 >>100 に、必死に頷く]
待ってるっ! イイコで待ってるっ!
だからっ――
[絶対来てね、約束だよ、とそう言葉を紡ぐ前に、黒い影がこちらへと迫る。つい、とっさに目を瞑ってしまった。
――次の瞬間
ばちんっ
何かが弾けるような音。衝撃にしりもちをつく。
――もう、これ以上、ここにはいられない。
分かってしまった。だから]
っっ!
[ちゃんと、自分で立ち上がって、深瀬さんに言われた通り、宵闇さんの方へと走った。
故に、その瞬間 >>102 を目にする事は無かったのは、幸運なのか、不運なのか……]