[俺たちはてんでばらばらで、たぶん不ぞろいで、きっと誰もがそれなりに不安や悩み、痛みとか秘密を抱えて生きているのかもしれない。
それでもいまはここで、同じ時に同じ場所にいて、同じ景色を共有している。
これがどれだけ貴い事なのかは青春真っ盛りの今の俺にはちょっとしか分からない。
けれどきっと未来の自分がもっと噛み締めてくれるんだろう。
だから、俺はこの日々を忘れない。
こいつらと一緒にいる楽しかった毎日を、これから長くなり、そして短く縮んでいく日の先で。
いつか今こそ別れ目、いざ、さらばとうたいあげても、ずっと。]**