[“バレーボール”に視線集ったところで、フッと。 また虚空に戻る。]「申し遅れました。 私、テーマパーク・アルビレオ総支配人 チェシャと申します。 まあ、私のことはいいんです。 ───ここに、来てくれたことはあるかい?」[そういう彼は、玉手箱の中身を見せたかのように頬をとても緩ませるのでした。*]