[やっぱり、宵闇くんだった。
良かった。でも、その血。どうしたの。
なんて、最初は少し取り乱し気味だったけど。]
え――…あ、それ、
宵闇くんの血じゃないんだ……。
そっか、良かったぁ……てっきり、怪我したのかと……。
[彼の説明を聞いて>>58
安堵したのは、最初だけ。
その内容を噛みしめれば噛みしめるほどに……。]
神社の……拝殿で、御札を剥いだああぁぁ!?
[これでも映画化までしたホラー小説家。
各地の因習はそれなりに調べもした。
怪我がなかったことを喜ばなければと思うのだが、今後さらなる被害が生じそうな話を聞いて、手放しに喜べずにいた。]