[スリーブに書かれた『良い旅を!』と笑顔のマークを指でなぞりコーヒーショップを後にする。
時計を見るとそこそこの時間で、一口、コーヒーで空腹感を流し込み、集合場所へと足を速めた。
見知った姿>>37がちらりと視界の端を過った気がしたが、振り向いた時にはするりと器用に人混みに紛れてしまう。]
……? んま、本人なら後で会うからいっか。
[どこらへんかなあ、と声にするより前に、目は馴染みの光景を捉えた。
ケンドリックが先に着いてたら大丈夫だろうとは思っていたけれど、この愉快な面々じゃそもそもその心配がいらなかったらしい]