[一緒に戻ろうの言葉 >>10 に、うん、と頷いて。
続いて、差し出された飴に、わ、と小さく声を漏らし、受け取ろうと思って……はたと気づく。
右手にお守り。左手に鈴の付いたライト。
お守りを握りしめた右手を解く気にはなれなくて、少し迷ったあと、手渡されたばかりの鈴付きライトをポケットへ。もっと大きなライトを深瀬さんが持っているから、一緒にいるなら大丈夫と、そう思って]
ありがとうっ
[お礼を言って、改めて、飴を受け取る。残りはちょうど3つ。だから――]
湖月さんと合流したら、いっしょに食べようね
[それがもう、実現できないなんて。そんな事、つゆとも知らず、そう、無邪気に、笑顔を見せた]**