―― 再び焼き芋屋 ――
ただいま。
ホイルくれ。3つに分けて、と……。
[ホイルで包んで焼き芋を焼いている石に並べる。
既にさつま芋に火は通っているのでそんなに長く焼かずとも良い。
10分、15分くらいだろうか。
出来上がったもののひとつは焼き芋屋の看板魔術師に、ひとつを貰う。
匂いからしてもう勝利の予感しかしない。]
っくぁ〜〜〜〜〜これこれ、これだよ。
はあ美味ぇ……
甘味は確かにもうちょい欲しい感じだけど、
さっきのふくむらさきがすっげぇ甘かったから、
これはこれで。
[店先で焼き芋アレンジスイートポテトを堪能してから移動することにする。
最後のひとつは勿論茶屋のおばちゃんに礼として持っていくのだ。**]