ーー公園の傍/籠宮家の前>>3 龍宮[灯りを求めて歩く。まるで乳白色の海を歩いているよう。すると不意に、近付いていたはずの灯りが消えた]え?[気が付くと、公園らしき場所にいる。滑り台などがぼんやり見えた]ここは…[もう少し進むと家屋があった。灯りはない。ここが光っていたわけではない?ふと、視線を落とすとーー誰かが倒れている]えっ…![慌てて走り近付いた。身を屈め、声を掛ける。身体には触れない]あの、大丈夫ですか…!