あーかいお花、しーろいお花!むらさきのお花!ぜーんぶまとめてささげるの![少女は両手いっぱいに花を抱えてご満悦だった。かわった形の赤いお花、ユリのような大きな花びらの紫のお花。いろいろな種類の花を集められた。自然と鼻歌もこぼれるものだ。足取りも軽く公園を目指す。 無人の公園に着くと近くのベンチに花束を置きブランコを漕ぎ始めた]*